2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

パン(3)シホンケーキ

ケーキ類はパンではないがパンシリーズとして書いてゆく事とする。シホンケーキは日本では十数年前から作られ始めたケーキでとしちゃんのケーキの本にはレシピも無ければ、シホンケーキの文字もない。最近テレビでも雑誌でも良くシホンケーキの話や写真を見…

パン(2)フランスパン

フランスパンと言えば、バケットに代表される細長い物、丸い物、大きさも大小様々である。としちゃんはホームベイカリーで一次発酵させ成型後、オーブンでニ次発酵焼成をしていたが、時間の制約と手間が掛かり過ぎるので、ホームベイカリーで作り始めた。四…

陶磁器(13)九谷焼

最近古九谷焼とかがもて囃されている。九谷焼と言えば、赤とキンキラキンのお獅子の置物と赤や緑金のキンキラキン皿など成金好みの趣味の悪い焼物と思っている。我が家には猪口が2つある。1つはこれぞ九谷焼と云う赤で金で文様が描かれたキンキラキンの盃…

花(6)チャイニーズリトルレモン

レモンと言えば、晩春に白い花を付け、秋口に青い実を付け、初冬に黄色になる。チャイニーズリトルレモンは四季咲きで春夏秋と白い花を咲かせ、1年中実を付けている。今も青と黄色の実を付けている。実の大きさは金柑程度であり、汁気が多く適当に酸味もあり…

和布蕪(めかぶ)

めかぶとは、わかめのミミとも言われる若芽の根元の部分、胞子葉である。若布は海藻で根は無い、若布が海底の岩に噛り付いている所を根としての根元だ。生のめかぶは1~4月が旬である。乾燥めかぶはメヒビと云う名で売られている。茶色のめかぶは茹でると若…

漆器(3)籃胎(らんたい)

九州にいた頃、別府温泉が近く、時々出かけていた。50年近く前の事であり、別府には温泉客が多く、土産屋も沢山あった。別府は、竹細工が名産で、花器など色々の工芸品が売られていた。その中に竹で編んだ、盆、箱物、茶托などに漆をかけた、籃胎と云う漆…

なんとスープです(3)トマトのスープ

家庭菜園で、何度もトマトを育てた。普通のトマトは毎日収穫しようとすると5、6本植える必要があり、育てるのも難しい。そこで私はプチトマト(ミニトマト)を育ていた。ミニトマトは時期になると毎日収穫できるし、育てるのも易しい。最近のトマトはトマト…

陶磁器(12)京都と奈良

敦賀に居た時,仕事では大阪が多く、大阪に出た時寄るぐらいで京都、奈良には縁が無かった。大阪には陶磁器の窯元はなく、京都には京焼・清水焼・朝日焼、奈良には赤肌焼と云う陶磁器がある。京焼清水焼はあまり好きではなく、赤紫の猪口を一つ持っているだ…

花(5)梅

梅は咲いたが、桜はまだかいな、山吹は浮気で花ばかりしょんがいな~~~!!!今年はまだまだ寒く梅の咲くのが遅く、やっと 10日前程からあちこちで咲き始めた、一月程遅い。我が家には義父の植えた紀州梅(南高梅)と豊後梅の2本が東側に植わっている。風の…

海鼠(なまこ)

小さい頃、海鼠は中華料理で食べるほかあまり食べなかった。と云うよりは海鼠を知らなかった。紫の汁を吐き出すアメフラシの仲間ぐらいにしか考えていなかった。海鼠を食べ出したのは大分に住んでからである。としちゃんも結構海鼠が好きで、スーパーに海鼠…

何でもやって見ます(8)密造

兎に角試してみようと云う事で、としちゃんは、ヨーグルトRー1を買って来ました。相変わらず、お一人様1個の様です。ヨーグルトメーカーは、十年近く前にお蔵入りした。富士製作所のヨーグルトランドで温度は45度一定で温度調節は出来ません。まず牛乳1…

陶磁器(11)無名異焼

無名異焼は新潟県の佐渡の陶器である。佐渡は若くして亡くなった学友の菊池の故郷で、夏休みを利用して菊池の家を頼って訪れたことがある。その頃は陶磁器に興味は無かったし金も無かった。何だか赤褐色の値段の高い茶碗があるなと思ったぐらいだった。陶器…

何でもやって見ます(7)ピール

ショウガトウとはハッカトウの生姜版と思っていたが、先日としちゃんが買って来たショウガトウは、生姜のピールだった。なかなか美味しかった。でもこんな物なら出来るは。何故なら前々から,我が家では夏みかん八朔のマーマレードを作るついでにピールを作…

陶磁器(10)信楽焼

信楽焼は六古窯の一つで古くからの陶磁器の産地である。信楽高原鉄道の列車大事故で一躍有名になったが、狸の置物でも全国的に知れ渡っている。としちゃんと信楽を訪れたのは事故の大分前だったと思う。甕,鉢、皿などの生活雑器の他狸の置物が沢山並んでお…

何でもやって見ます(6)干物

先日としちゃんは、小アジを買って来て開きにして干物を作った。随分色々の魚を干した。鯵は、大小色々とまめ鯵は丸干し,しこ鰯も丸干し、秋刀魚は箱買いで開いて干した。みりん干しにもした。サヨリやカマス、ホウボウ、烏賊も干したよと、としちゃん!!…

なんでもやって見ます。(5)ヨーグルト

としちゃんは何でもやって見る、すぐやる人です。ヨーグルト作りも北海道にいた頃、保温ジャーで、作ったと言っていますが私には記憶はありません。ヨーグルト作りは、横浜に移ってからヨーグルトメーカーを買って、プレーンヨーグルトを作っていたのを覚え…

陶磁器(9)砥部焼

四国にも色々陶磁器が作られている。徳島の大谷焼、愛媛の砥部焼が知られており、高知や香川にもあるようだが、良く判らない。ものの本によれば、大谷焼が四国の陶磁器の代表と言われているが、愛媛の砥部焼の方が全国的の様な気がする。大谷焼は甕など飴色…

何とスープです(2)海賊風スープ

苫小牧港(掘割運河)岸にイーストジャパンと云う円形ドームのホテルがある。このホテルに海賊風スープと云う名物スープがあり、何度か食べた。味と中身を覚え一二度作ってみた。まあまあの出来だったので、レシピを残している。近々このホテルは廃業し解体さ…

陶磁器(8)貝釉焼と午郎先生

敦賀にいた頃、町の付き合いで喜多村午郎と云う陶芸家と知り合った。午郎先生先生の家は、江戸時代北前船で栄えた敦賀衆の名家だそうだ。商売はせず、陶芸家として活躍している。福井の陶器は越前焼であるが、午郎先生は、敦賀で独自に考案した、貝釉焼(いも…

野鳥(8)雉鳩(キジバト)

ぽっぽっぽ鳩ぽっぽ豆をやろうか、そらやるぞ、みんで仲良く食べに来い!童謡はとぽっぽである。この鳩は、伝書鳩の野生化した鳩であり、お寺や神社で親しまれ、駅やマンションで糞害で嫌われている。いわゆる土鳩の事である。横浜に移って来た時、東急の駅…

陶磁器(7)薩摩と壺屋焼

薩摩と言えば鹿児島である。私は,学生時代今後九州に行く事は無いだろうと思い、九州旅行に出かけ鹿児島まで行った。鹿児島に来た記念として、安物の小さな薩摩焼のお猪口を買った。今でもあるが如何にも安物である。薩摩焼には、白物と黒物があり白物のよ…

漆器(2)大内人形

大分にいた時期一時郷土玩具を集めていた事がある。鹿児島の鯛車、宮崎の鶉車、熊本の雉車など色々と。山口に大内塗りと云う漆器があるが、器よりも郷土玩具の大内人形が有名である。私は,小さな大内人形を持っているが、としちゃんのお母さんは私の大内人…

硝子工芸

陶磁器と同じ様に硝子も器や花器と色々ある。テレビの開運なんでも鑑定団にガレだの外国の硝子工芸品が出て来るが、日本では岩田硝子と云うのが有名だそうだ。としちゃんの母方の伯父さんは、戦前の事だが、岩田硝子の岩田籐七の家に出入りしていたそうでし…

なんとスープです(1)

苫小牧から敦賀と十二、三年単身生活で自炊をしていた。人それぞれだが、私は料理で、ストレスを発散させていた。色々の物を作ったが、NHKの今日のお料理には大変世話になった。レシピを含めて、ノートに記録している。スープを作る事が多かったようで、スー…

漆器(1)山中塗

私は13年間敦賀市にいた。敦賀市にもトンネル温泉と云う温泉がある、福井県には芦原温泉など沢山の温泉があるが、山中山代粟津の湯でも恋の病は−−昔ながらの温泉.加賀屋のある和倉温泉は石川県にある。これらの温泉には車で簡単に行ける。北陸の漆器でも福…

花(4)小梅

庭に一本の小梅の木がある。隣のお恵さんが植えた木である。毎年梅に先立って花をつける。4、5年前からかなり実をつけるようになり、お恵さんが一度漬けて失敗してからとしちゃんが漬けている。普通の梅干しとカリカリ梅の二種類を作っている。小梅の木の…

菜園(2)ジャガイモ

市民農園を借りて、7年近く野菜を作って楽しんでいたが、時期が来て返したので花壇で野菜を作り始めた。またとしちゃんは南側の軒下にブロックで、囲いを作り土を入れて野菜を作る事とした。ジャガイモを作りたいと種芋を買い、土作りしていた。日曜日のNHK…

野鳥(7)鵯(ひよどり)

ひよどりは椋鳥と同じぐらいの大きさの細っそりした鳥で、頭に尖った羽がありねずみ色の余り目立たない鳥だ。ひーよー、ひーよーと鳴くので、ひよどりと云うとのこと。まだ鳴き声を聴いた事はない。スズメにパン屑を撒いてやったところ、スズメに混じって少…

陶磁器(6)常滑と萬古焼

萬古焼は三重県四日町市周辺の焼き物、常滑焼は知多半島の根元の常滑市の焼き物であり、常滑市は伊勢湾挟んで四日町市の対岸にある。萬古焼は生活雑器、特に土鍋の全国的産地だそうだ。また常滑は土管、タイルなど産業用陶磁器の全国的産地だそうだ。しかし…

人形(1)雛人形

私の兄弟は私の生まれる前に亡くなった兄を除いて全て女性で姉と三人の妹である。戦前家には段飾りの雛人形があった筈だが、はっきりした記憶は無い。米軍の爆撃で家は焼失したので、雛人形も焼け戦後は母が姉妹の為に買ったと思われる、小さな男雛と女雛が…