陶磁器(7)薩摩と壺屋焼

薩摩と言えば鹿児島である。私は,学生時代今後九州に行く事は無いだろうと思い、九州旅行に出かけ鹿児島まで行った。鹿児島に来た記念として、安物の小さな薩摩焼のお猪口を買った。今でもあるが如何にも安物である。薩摩焼には、白物と黒物があり白物のようである。卒業後意に反して勤めは九州大分であり13年いた。九州にいた間、薩摩焼の黒ちょかを手に入れたいと思っていたが、手に入れず終いであった。どうも薩摩焼には縁がないようだ。壺屋焼は、沖縄の民窯で、魚の絵柄のある面白い陶器である。笠間焼や益子焼とまた違った味わいのある陶器で手に入り易かったようで鉢、猪口など何点かある。実に沖縄と云う感じの陶器だ!!!!