イチゴジャム

私は良く果物のジャムを作った。イチゴは時期の終りとなると商品価値の劣る小粒の屑イチゴが通常の4分の1と安く出回わった。この屑イチゴを使ってジャムを作った。屑イチゴの無い時は普通のイチゴで、増量材としてトマトを使うと良いと言うがこれは試した事はまだ無い。屑イチゴ1パックの中に2〜3個大きな物が入っているので食用とし小粒のイチゴでジャムを作った。大きいのを除いて4パックでほぼ1キロだ。小粒のイチゴを桶に入れ水で洗いながらペティナイフでヘタを取りザルに入れ水を切る。水の切れたイチゴを琺瑯の鍋に入れて砂糖を塗す。使う砂糖はイチゴの3割程度、さらに色止めにレモン1個分を絞り込み、1時間程寝かせると砂糖が溶けて汁が上がって来る。レモン汁を入れないと色が黒くなり綺麗な赤いジャムは出来ない。イチゴ汁の上がった鍋を火にかける。大きく泡立てきたら中火とし焦げ無い様に灰汁を取りながら混ぜて行く。泡が小さくなり、トロミが出て来たら、ジャム液をコップの冷水に垂らし底まで落ちたら出来上がり。消毒した瓶に詰める。トシちゃんは良くジャムを作ってくれるが安いジャム用のイチゴが手に入らないのでイチゴジャムは余り作らない。