干し柿(2)

国立ではマンション住まいで、庭は無く、横浜に居た時の様に渋柿を収穫出来ず、スーパーで渋柿を手に入れる事も難しく、干し柿を作る事を諦めていた。昨年としちゃんが八百屋で渋柿を手に入れ干し柿を作ることが出来久しぶりに美味しい干し柿を食べることが出来た。今年もと言うことで渋柿を探したが一回、10個手に入れることが出来ただけだった。どう言うわけだか今年はネットに干し柿用渋柿が盛んに出ている。そこで生活応援隊というネットで4Kg頼んだ。前に書いた様に14個送られて来た。余り良い物でなく、ネットはダメだと言いながら干した数が少ないと再度ネットで注文した。もちろん生活応援隊で無く別の業者だ!今度は10Kg42個だった!今度の渋柿は状態が良く、寒風に晒されよく出来そうだ。何せ干し柿は高価で、1個 400円前後する。渋柿は80円前後だから干したほうが安いし、衛生的で安全だ!横浜で200個近く渋柿が収穫出来て、としちゃんが腱鞘炎になりかけた事を思い出し、庭の在る生活も良かったと懐くしく思い出している。
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蓮根

千葉に居るトシちゃんの妹が暮れになると毎年蓮根を送ってくれる。今年の蓮根はとても良いとトシちゃんは喜んでいる。同じマンションの義妹、息子、娘に毎年お裾分けしている。蓮根は足が早いので出来るだけ早く使わねければならない。娘は直ぐ取りに来ると言うが、息子は直ぐと言う訳に行かず、としちゃんは冷凍する事とし、下処理をしている。送られて来た蓮根には、食べ方指南と云うパンフレットが付いており、冷凍保存法が書いてあった。蓮根のレシピとして、筑前煮、サラダ、酢豚、カレー、などが紹介されていたが目新しく無かった。息子用の冷凍蓮根は冷凍室でしばらく眠っている事となる!
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里芋の餡かけ

秋から冬のこの季節、里芋、八頭がスーパーに現れ始める。毎年この時期になると福井の大野に里芋の通販を頼んでいたが、国立に転居してからは大野の里芋は止めて、国立地物の八つっ子(八頭の孫芋)を買っている。大野の里芋は形も手頃粘りがあり、味も良かったが、八つっ子はそれに劣らぬ物だったためであり、送料が掛からない事もあった為だ。里芋の良い物が出始めたので里芋の餡かけを作ってくれた。里芋の皮を剥き、一口大としレンジで柔らかくして、揚げるとこれに甘辛の葛餡をかけ、柚子皮の線切りをトッピングした。甘辛のねっとりとした里芋に柚子の香りがまとわりつき大変美味しかった。里芋は2、3に切り分けていたが八つっ子だと一つ丸ごとだろう。八つっ子があったと買って来てくれたので、八つっ子で色々と作ってくれるのではと期待して居る!f:id:Fnishi:20211128115120j:plain

ヤツッコ(八つっ子)

八頭は小芋が親芋と分球せず一塊に大きくなる里芋で頭が八つ固まって居る様に見える事から八頭と言うと物の本には書いてある。ゴボゴボとして普通の里芋とは大きさも形も違う。ごくわずか分球した物(孫芋)が八つっ子で肉質が確りしてホクホクと美味しい。国立に転居してから八つっ子を知り、それまで福井大野から取り寄せていた里芋を止め国立地物の八つっ子を食べて居る。横浜に居た時は近所の地主の江戸時代からの里芋だとか、敦賀時代からの大野里芋などを食べており、八つっ子は見た事も食べた事も無かった。正月のおせちの煮物に八頭を使う。最近は正月のお節を作らなくなり、八頭の煮物にもお目にかかっていない。夕食に八つっ子の煮っ転がしが現れた!写真は八頭と八つっ子である。
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柿チップ

干し柿を作ろうと渋柿をネットで取り寄せました。送られて来た15個の内、訳ありではなったのですが3個枝が取れ紐に吊るせなかったので薄切りとし柿チップを作る事としました。フードドライヤーである程度乾燥させた後ざるに並べ寒天で天日干ししました。出来上がった物はポテトチップの様なパリパリで無く、多少柔らかでしとりした物が出来上がった。干し柿の薄切りの様で甘くまったりして、多少渋が残りたのが気になったが、大変美味しかった。わずかな渋みも味のうちだ!
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やっと色付きました!

ベランダから見える街路樹の銀杏は陽当たりの為か毎年他の街路樹と比べ黄葉が遅く、街の街路樹街路樹黄葉してもなかなか色付きません。街の街路樹も一斉に黄葉はしませんがそれにしてもベランダ越しの銀杏は黄葉が遅いです。12月に入り、急に朝夕寒さが厳しくなり、10度前後の日が続きました。ふとベランダ越しに街路樹の銀杏を見ると真っ黄色、確か一週間前はまだ黄色がかった緑だったのにと驚きました。バスの窓から見る歩道は銀杏の葉で真っ黄色、銀杏の葉は滑るので危ないのよ!とおばさんが言っています。街路樹の銀杏の中には葉がすっかり落ちて裸になっている木もあります。間もなく枯れがれとして木枯しの吹く寒い冬がやって来ます。コロナが猛威を振るわなければ良いのですが!ベランダに銀杏の葉が一杯舞い込んでいるととしちゃんが文句を言っています。銀杏の黄葉は綺麗ですが春の花びら秋の落ち葉は掃除が大変です。
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鮭の粕味噌つけ

東京、横浜では余り見かけなかったが北海道、福井では秋口から練り粕がスーパーに現れた。瓜、大根などの野菜、魚や肉のカス味噌漬けを冬場に向かって漬けるためで有り、地方都市では普通に秋口練り粕が出回る様だ。北海道に居た時は練り粕、味噌、砂糖で味噌粕の床を作り塩漬けした丸大根を漬けた。煉り粕は国立でもたまには出る様だが、酒粕と言えば殆ど板粕である。練り粕が手に入らないのでトシちゃんは板粕を買って来てフードプロセッサーで練り、味噌、味醂、砂糖で粕味噌の床を作り鮭を漬けた。練り粕では無いが漬けた鮭は確りと粕味噌の味が染み込み大変美味しかった。魚の粕味噌漬けと言えば東京では魚久という事になっているがトシちゃんの味噌粕漬けは魚久に劣らず美味しい、魚久より甘さ控えめで美味しいのでは無いか!魚も鮭ばかりで無く銀鱈なども良いと思う!
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