ヤツッコ(八つっ子)

八頭は小芋が親芋と分球せず一塊に大きくなる里芋で頭が八つ固まって居る様に見える事から八頭と言うと物の本には書いてある。ゴボゴボとして普通の里芋とは大きさも形も違う。ごくわずか分球した物(孫芋)が八つっ子で肉質が確りしてホクホクと美味しい。国立に転居してから八つっ子を知り、それまで福井大野から取り寄せていた里芋を止め国立地物の八つっ子を食べて居る。横浜に居た時は近所の地主の江戸時代からの里芋だとか、敦賀時代からの大野里芋などを食べており、八つっ子は見た事も食べた事も無かった。正月のおせちの煮物に八頭を使う。最近は正月のお節を作らなくなり、八頭の煮物にもお目にかかっていない。夕食に八つっ子の煮っ転がしが現れた!写真は八頭と八つっ子である。
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