数の子

数の子はニシンの卵だが、ニシンを昔かどイワシ(かど)と言い、かどの子が訛ってかずの子となったと言う。昔正月にカチカチに乾いた干し数の子を米のとぎ汁で戻し出汁醤油で味付けしバリバリ食べたような気がする。今はアラスカやカナダで加工された塩数の子や味付け数の子を正月に少しポリポリ食べるぐらいだ。先日トシちゃんが生ニシンを買ってきて、マリネを作ってくれたが、子持ちニシンで卵が有り干した。小さく干し上り一寸生干し気味だ。とても昔の干し数の子には比べようも無い。軽く炙って食べる事になるだろう。干し数の子は手に入り難いし、高価で手が届かない。今年も正月は塩数の子を少しポリポリ食べる事になる!

f:id:Fnishi:20141129184113j:plain