オカラを煮てくれた。オカラは豆腐作りの時豆乳を絞った後の滓で、家畜の餌となる様な物で、煮物として食べられるが安物として扱われ、落語で吝な商家が豆腐を買わず、オカラばかりのおかずの為、小僧が豆腐屋と言わず、オカラやと言う話が出て来る。然しオカラも上手く煮ると大変美味しい。オカラの煮物は人参、ごぼうのささがき、椎茸、油揚げ青ネギを入れ甘辛く煮込んだ物が普通だ。味の濃さ、入れ込む副材料は人参は入るが他は家庭により代わりオカラ独特のパサついた食感は有るが家庭によりそれぞれで独特の惣菜となる。結構美味しい惣菜である!