煮しめ

おせちを作る家は必ず煮しめを作る。煮しめと言っても大半は筑前煮の様だ。筑前煮は、鶏モモを油で炒め、それに人参、ごぼう、こんにゃく、里芋、戻した干し椎茸、蓮根、たけのこを入れ炒め、出汁、醤油、味醂、塩砂糖で味付けしたものだ。鶏肉入りの野菜のごった煮という事だ。簡単で結構美味しい。煮しめは野菜などの材料を色別に煮て合わせる。戻した椎茸を煮て、こうや豆腐、こんにゃく、ゴボウという様に、コンニャクはたずなにする。人参を煮て里芋を煮る。鉢に持って彩りにさやいんげんを飾る。八頭を煮しめとは別に煮ていたが、今年は八頭は無し、煮しめに里芋が入った。里芋は敦賀にいた頃から福井大野の里芋を使っていたが、剣山あざみ野ガーデンにマルシェが出来、群馬の里芋も美味しい事が判り、大野の里芋はやめ群馬の里芋とした。蓮根はトシちゃんの妹から送られてきた霞ヶ浦の蓮根だ。茨城県の蓮根は生産量日本一で、加賀蓮根で有名な石川県は何と10位だそうだ。また水煮蓮根、格安の蓮根は中国産で、外食の蓮根も中国産という事になる。中華料理の材料はほぼ中国製だから食べない事にこしたことはない!!慈姑は埼玉産の小粒がなく、素揚げが食べられず、中粒の煮物となった!

f:id:Fnishi:20160102115906j:image