茹で干し大根

今年は昨年末の台風と異常寒冷気候で野菜が大変高い、大根も例にもれず例年の2,3倍の一本3,4百円する。例年だと今の時期大根が安くなり自家製の切り干しを作ろうという事になるがマンションは自動車道路に面しており干すのは難しい。テレビで各地の大根干しを眺めるのがせいぜいである。先日テレビで長崎の茹で干し大根を紹介していた。大蔵大根と云う寸つまりの太い大根を大きな釜で茹で、茹で上がった千切り大根を軽トラで海岸崖縁に運び、崖から突き出た棚の網に豪快にばら撒き、海から吹いて来るミネラルを含んだ寒風で乾燥させる映像を放映していた。珍しい品物で滅多に手に入ら無い。普通の干し大根と違って飴色をしており、一見古くなった干し大根の様な気がする。干し人参、油揚げと煮込むと美味しいと言う。

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