ラッキョウ
ラッキョウの生産量は鹿児島、鳥取、宮崎、沖縄、福井の順で私の居た福井は三国の砂地で栽培される小粒の花らっきょうで有名だった。私は梅干し、干し柿、白菜漬、沢庵など好きで作っていたが、ラッキョウだけは漬けた事がない。ラッキョウはもっぱらトシちゃんが専門に漬けていた。ラッキョウの根と頭を切り、水洗いして塩漬けにし、その後甘酢漬としていた。国立に転居してからは漬けず、娘から貰っていたが今年は娘が漬けないと言うので今年はトシちゃんが着ける事になった。今年は塩漬けは省いて直漬けとすると言うのでネットで検索し漬け汁を作り漬けた。つけるビンはその後如何洗っても臭いが消えず使い物にならないので専用のビンを使っている。漬け汁はラッキョウ500gにたいし米酢2カップ、砂糖250g、塩大さじ2を煮立てて砂糖を溶かし使用する。1月後から食べられる。
わらび
わらび、ぜんまいは山菜そばや煮物、佃煮など和食の材料としてよく出てくる。いずれもシダ植物で代表的な山菜取りの対象である。北海道に居た頃トシちゃんが近所の人に誘われてゼンマイ取りに行き、湯がいて干し、揉んで干しゼンマイを作り、油揚と炊き込んでくれたのを思い出す。ワラビは記憶に無い。わらびは塩漬、ゼンマイは乾物の様だ。コゴミは有るが生のゼンマイは見掛けず干しゼンマイばかりだ。国立では塩漬のワラビばかりでなく生のワラビも今の時期出回る。ワラビは稲藁の灰でアク抜きをすると言うが手に入る訳はなく重曹でアク抜きをしている。今年二度目だがおかかと醬油で食べた。旬のものは旬に国立で山菜が食べられるとは思わなかった!