料理は目でも食べる。
何べんも書いたが料理は目でも食べる。美味しそうな料理を見ると梅干しを見た時の様に口一杯に唾液が溜まる。洋食では添え物、ソースで料理を引き立て、中華料理では飾り包丁で料理を飾り、和食の刺身ではツマケン、飾りツマで演出する。朝食のサラダは目で食べる物だった。レタスの薄緑、発酵キャベツの白、トマトの赤、ワカメの濃い緑、ピンクの玉ねぎ!ピンクの玉は紫玉ねぎの酢漬けだ。パレットの上の絵の具の様だ!酢が健康に良いとのテレビ放映からドレッシングで食べる。酢が多いせいか目に美味しい為か口一杯に唾液が溜まりヨダレが出そうだ!
みりん粕
澪つくし料理帳と云う小説をだいぶ前に読んだ。その中にみりん粕を使い卵の黄身で粕味噌漬けを作り、更にその粕床で色々の粕漬けを作る話が出て来た。先日来板粕を使って粕味噌漬けを作ってくれているが、みりん粕を使ってはとネットで検索した。あまり数は無かったが、こぼれ梅などと云う名前で通販があり、そのまま食べても美味しいと書いてあった。ネットで取り寄せた、送られてきたこぼれ梅はみりん粕でなく、保命酒の花と云う薬酒の粕だった。みりん粕同様甘みが有り、そのまま食べても美味しいし粕漬けに使えると云う。量が少なかったので別に酒粕を取り寄せ、酒粕、みりん粕、味噌で漬け床を作った。砂糖も酒も使わず、美味しい漬け床ができ、早速鮭を漬けた。漬け上がるのにまだ二、三日かかる。どんな味になるか楽しみだ!
シトラスチップス
シトラスチップスと云うミカン等のドライフルーツの袋入を買って来た。シトラスとは柑橘類を指し、狭義的にはミカン類を指すと云う。ドライフルーツの内容は河内晩柑、いよかん、せとか、はるか、レモン、ブラッドオレンジ、温州ミカンの七種類だと云う。ブラッドオレンジ以外は良く知っている柑橘だ。ブラッドオレンジとはイタリア原産の小ぶりのオレンジで柑橘類で唯一アントシアンを含む、紫がかった真っ赤な肉質のオレンジで宇和島特産との事。残留農薬ゼロ、ノーワックスをうたう、愛媛県宇和島の製品である。そのまま食べたり、サラダやヨーグルトなどにトッピングしたり、ワインや水で戻して、菓子に使ったりと色々利用できる。口に入れるとパリパリとして柑橘類の香りが口いっぱいに広がり、ミカンの甘みがする。チョット苦味があるのは皮の為だが皮の為で柑橘の香りが楽しめる。砕いてヨーグルトに入れて食べている。ミカン農家も色々と頑張っている!
刺身に楓の葉が
北寄貝の刺身に楓の葉が一枚乗って食卓に現れた。先日も北寄の刺身を食べた。刺身のツマとして若芽が付いていた。刺身に付く物としてツマとケン、辛味、飾りツマがあるという。ツマは野菜や海藻で刺身の脇や下敷きとして使われ、生物の刺身の毒消し、飾りとして使われる。ケンは大根、茗荷などの細切りを立てて使う場合を云い。辛味は生姜、ワサビなどだ。飾りツマは菊花、穂紫蘇、松葉、紅葉、楓の葉などの季節感を示す飾りを言う。と云う事で、若芽はツマ、ワサビは辛味、楓の葉は飾りツマという事だ。飾りツマは小さなパックに入って売られている。まさか楓の葉を買ったのではと思ったら、国立駅からの帰り道で綺麗な楓があったので一枝もらって来たと云う。流しの片隅にコップに挿した楓の小枝があった。料理は目でも食べる物だ!