国立野菜シール

国立市では国立市の野菜の地産地消を促進するため(くにたち野菜ロゴマーク)をデザインしシールを作り市内産の野菜にに貼り付け他地区との区別化を図り、市内農産物の生産の活性化を図って居る。シールの付いた野菜は農協などの直売所で購入出来るとの事。スーパーサエキでも地産コーナーで買う事ができる。直売所の野菜は新鮮な物が手に入るが、スーパーより決して安くは無く、場合によっては農協に出せない屑野菜を並べてある。また直売所は開店して居る日時もバラバラで何時でも買える訳でない。地産地消を言うのであれば(くにたち野菜のシール)を作る前に消費者に喜ばれる売り方品揃えをすべきである。地産地消だ!作ったから売ってやる。これは俺の野菜だ!では(くにたち野菜シール)が泣くぞ!お役所仕事もいい加減にしろ!!

青茄子

トシちゃんが緑色をした青茄子と言う茄子を買ってきた。先日白茄子で焼き茄子を作ってくれたが緑色の茄子もあるのかと驚いた。最近海外野菜が盛んに入ってきているので、輸入品か、種子が海外から渡来したのかと思っていたが、ネットによれば、埼玉、鹿児島などには地場野菜として昔から緑色の青茄子があると言う。茄子色素アントンシアンがない茄子で皮が緑色となっている。皮は割合柔らかで実は加熱するととろける様に柔らかくなり、焼きなす、田楽に向いて居ると言う。トシちゃんは青茄子で田楽を作ってくれた。田楽味噌はNHKの今日の料理で見た万能味噌だれを使った。ここでもテレビ番組が参考となった。縦割りにした青茄子に万能味噌だれを塗り焼き上げて大葉のせん切りをトッピングした。とろける様に柔らかい茄子が万能味噌の甘味によく合い大変美味しかった。万能味噌だれはまだ冷蔵庫にある。次は何を作って呉れるのだろうか!

鷺草(さぎそう)夏の七草

夏の七草の和歌は「涼しさは葦、藺、沢瀉、未草、はちす、河骨、鷺草の花」と言う物だ。春の七草は食用植物、秋の七草は観賞用植物、そして夏の七草は鑑賞用植物という事だ。鷺草は台湾、朝鮮半島、日本の陽当たりの良い湿地に育成し、15センチ以上に伸び先端に白い花を付ける。山野草として観賞用園芸種として栽培される。白い花が白鷺が舞っている姿を思わせる事から鷺草と言われる。横浜にいた頃一度鷺草の苗を手に入れ育てたが花を咲かせる事は出来なかった。山野草の育成はなかなか難しい!

手羽の寿司酢煮

テレビはご飯のお菜の参考となる。旅番組、料理番組、テレビは食べ物で溢れている。郷土料理、創作料理、色々の料理が出て来る。手に入り難い材料もあり、おいそれと真似することは出来ない。それでもトシちゃんは番組の内容を参考として別材料、別方法で自分なりのレシピを創り上げる。日曜日の昼前に国分太一と栗原新平の男ご飯と言う料理番組があり、良く見ている。先日手羽の寿司酢煮と言うのが現れた。手羽を寿司酢で煮ると言う簡単な料理だ。同じ様な物をトシちゃんも作るが男料理の方が簡単と言う事で、素揚げした手羽を寿司酢で煮てくれた。付け合わせは紫キャベツの千切りであった。手羽の寿司酢煮は何かチョット物足りない様な気がしたが美味しかった。紫キャベツは色合いが良いがバリバリと硬く口に合わなかった。テレビのレシピを応用するのも中々難しい!

河骨夏の七草

沼地や流れの穏やな川に生える水性植物で6〜9月に黄色い花を咲かせる。敦賀の工場の中を流れる小川に葉も花も水中に没し流れに揺れていたのを思い出した。普通は葉も花も水面より上に出ると言う。白い地下茎が骨の様に見える事から川骨(河骨)と名付けられたとの事。敦賀の小川では白い地下茎は見られなかった。現在河骨は絶滅危惧種となっており余り見かけられないと言う。沢瀉と同じくデザイン化され家紋となっている。殆ど知られていないが華道の材料であった様だ。漢方の薬だと言う。

白茄子

茄子は熱帯域の植物、インド原産で西洋ではエッグプラントと呼ばれ一般的には楕円型の黒紫色の実であるが、細長、巾着型など色々あり、色も白、緑もある。日本には奈良時代中国から渡来し栽培され、江戸時代の農業全書には丸、楕円、細長い物、色は黒紫、白、緑の三色あり、と記述されている。茄子はヘタもみも黒紫色で、丸ナス、長茄子だと思っていたが米ナスの様にヘタが緑で実が黒紫で丸い大型の物、白、緑のナスがあることを知った。トシちゃんが白茄子を買ってきた。ヘタが緑で皮の白い大型茄子だ。白茄子は皮が硬いが実が柔らかく焼き茄子に向いて居る。早速焼き茄子にしてくれた。実がとろける様に柔らかく甘く大変美味しかった。なんと言っても白いナスがある事が驚きだった。

はちす(蓮)夏の七草

はちすは夏の七草の和歌の5番目に出て来る。はちすは蓮の古名で古事記にも波知須と出ており、縄文遺跡から花托が発掘され大賀蓮(縄文蓮)として日本各地で花を咲かせている。インド原産ではあるが、日本古来からの植物だ。その花托が蜂の巣に似ている事から古くはちす(蜂巢)と呼ばれていた。睡蓮と同じく湖沼、泥沼に生息して葉茎、花茎を水面より伸ばし、葉は睡蓮とは違い切れ目はなく丸い。花は桃色で初夏午前中に咲く。根は蓮根として食用野菜であり、泥田で栽培され、種も食用とされる。蓮根の生産量は茨城が全国の半分を占め、佐賀、徳島と続く。都内では不忍池が蓮で名高い!