ザクロ

佐伯康英の吉原裏同心と言う小説に庭にザクロの木があるざくろの家と言うのが出て来る。漢字では柘榴と書く。余り馴染みの無い果物だ。国産のザクロは酸味が強く、スーパーで売られているザクロは殆どカルフォルニア産の輸入品だそうだ。熟れると実が裂け赤い粒々の種が顔を出す。この種の周りの実を食べるのだ。私は食べた事が無いがトシちゃんの言うにはシャリシャリして甘すっぱいらしい。私が手伝っていた横浜の小学校の裏庭にざくろの木が一本有り、毎年赤い実を付けており、ザクロが好きだと言う音楽の先生に実を取って渡した記憶がある。横浜の家でもリビングの横に植えて花は咲いたが実を付けなかったと言う。私には余り縁の無い果物だ!