えてカレイの干物

島根の物産展でえてカレイの干物を買って来た。左ヒラメに右カレイというが、我が国では真ガレイ、エテカレイ、まこガレイ、いしカレイ、ホシカレイ、メイタカレイ、ヤナギムシ、アカカレイなど色々のカレイが取られており、土地によりブランド化されて居る。エテカレイは山陰沖と日本海側で取れ各地で干物として名産品となって居ると言う。従って島根の物産展に出品されて居るわけだ。わたしはエテカレイと言う名はあまり聞いた事がなく知らなかったが、エテカレイは宗八カレイと同じものだと言う。宗八カレイならば北海道に居た時干物として食べて、水っぽくあまり美味しく無かったし、もう少し大きい様な気がする。敦賀に居た時に若狭カレイやアカカレイの干物を食べたが物産展のエテカレイはあまり水っぽくなく、敦賀のカレイに近い美味しさだった。遠い舌の記憶などあてにならないのか加工の仕方か何れにしても美味しい干物だった。

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朝顔

朝顔漢方薬(下剤)として平安時代から育てられ、鑑賞用としては江戸時代になってからと言われる。江戸末期には変わり咲きの朝顔が珍重されて高値で取引されたと言う。入谷の鬼子母神朝顔市は江戸時代から有る様だが大正時代寂れ姿を消したが戦後荒んだ世相を少しでも明るくしようと入谷の同好会が朝顔市を再開し、浅草のほうずき市に並ぶ、東京の夏の風物詩となり沢山の観光客を集めている。また朝顔の栽培は小学校の教科ともなって居る。夏休みに家に持って帰り、成長を観察する宿題となって居る。家庭でも鉢植えとし、朝早く水をやり、花に涼しさを楽しむ。変わり咲きも残って居ると言うが見た事がない!!暑中見舞いのカットを描いて見た。

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水羊羹

敦賀に居た時はこたつで水羊羹と福井では水羊羹は冬の物だった。夏は水仙饅頭(葛饅頭)が主だった。矢張り水羊羹は冷たく冷やして食べる夏の物だ。水羊羹は夏場になると和菓子屋の店先に姿を現わすが、普段はアルミ缶入りが多い。冷蔵庫で冷やし蓋を剥がしてスプーンで掬い食べる。寒天と餡子が有れば家庭でも簡単に作れる。餡子はもちろん漉し餡だ。餡子は多めにし、濃い液として固めないと二層になり、水羊羹でなく、寒天がしとなる。結構家庭で作るのは難しい。トシちゃんは寒天が好きなので良く寒天がを作って、蜜で食べており、水羊羹も時々作ってくれる。茗荷の葉に乗った水羊羹が出てきた。緑の葉に乗って見た目は良いが多少餡子が薄かったのか、薄い寒天層が出来ており、チョット食感が変わって居た。たまには失敗する事もある。

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梅酒ボンボン

世にウイスキーボンボンと言うのがある。砂糖の殻にウイスキーの入ったボンボン菓子である。ボンボン菓子とは砂糖の殻で具を包んだ菓子を言う。チョコレートで包んだ物もある様だ。トシちゃんは梅酒ボンボンと言うボンボン菓子を買ってきてくれた。ウイスキーボンボンウイスキーの代わりに梅酒を入れた物だ。良く考えるものだと感心する。コンスターチで型を作り、梅酒を入れた糖液を流し込み作る様で糖液の濃度で砂糖の殻の厚さが変わってくる様だ。一粒口に入れたが砂糖の殻が厚く確りして居た。噛み砕くと梅酒の味と香りが口一杯に広がった。ウイスキーボンボンは砂糖の殻に更にチョコレートがかかって居るのが多いが梅酒とチョコレートは相性が悪いのか、面白い物を見つけてくれた!!梅酒ボンボンは砂糖の殻だけで梅酒の味が確り楽しめた。

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焼きサバ寿司

サバ寿司と言えば京都のバッテラが代表的だが、バッテラは大阪にもあり、サバ寿司は福井、岡山にもある。福井の若狭にはヘシコの棒寿司、焼き鯖の棒寿司がある。家でも焼きサバ寿司を作ってくれた事が有るが、トシちゃんが作ってくれた焼きサバ寿司は、なかなか美味しかったが、棒寿司でなく焼いたしめ鯖をスライスし、握り寿司としたものだった。棒寿司も作ったはずだと云う。何遍も作ってくれたと云う事だ。今回作ってくれたサバ寿司は焼き棒サバ寿司だ!!市販の棒サバ寿司は酢飯に半身の鯖を乗せ棒状に成型した物でだが、トシちゃんは鯖の文化干しを焼き酢漬けとした物をネタとし、甘煮の椎茸、生姜の甘酢漬のミジン切りを混ぜた酢飯を使って棒寿司を作った。脂の乗った文化干しと椎茸と生姜の効いた酢飯がバランスよく大変美味しかったが鯖の骨が残っており食べにくかったのが残念だった。何事も万全とは行かないものだ!!

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あじさい

気象庁が関東地区に梅雨入り宣言をしている。入梅の時期となった訳だ。梅雨の時期の花と言えばアジサイだ。先日デイケアの事務所に三角錐の白いアジサイが生けてあった。アジサイは、世界的に人気のある花木で、日本のガクアジサイがヨーロッパに渡り品種改良され広まって居るという。ヨーロッパで改良されたアジサイはハイドラジアと云う名で逆輸入され、西洋アジサイとして広く栽培されて居る。アジサイは日本、朝鮮、中国の東アジア、アメリカにもあり、品種改良され広く栽培されて居る。三角錐の白いアジサイは西洋アジサイで柏葉アジサイの様だ。そう云えば横浜でデイケアの送迎の途中の畑にアジサイの仲間を沢山植えて居た所があったのを思い出した。その中に柏葉アジサイがあったので思い出した訳だ。アジサイをテーマに絵手紙を作ってみた。

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ヤングコーンの天ぷら、大葉と人参のかき揚げ

ヤングコーンが天ぷらとして現れた。皮を剥がれヒゲの付いたまま揚げられて居る。ヒゲはパリパリして甘く実もコリコリして美味しい。トウモロコシのヒゲがこんなに美味しいとは思ってもみなかった。大葉は野菜の中でβカロテンが特段に多く、注目される野菜だが、特段に多いと言っても100g中の含有量の比較する物で、大葉は薬味で使う程度で、御浸しで食べる物でもなく、二枚も三枚も生でバリバリ食べる物でもない。そこで人参とのかき揚げが考え付かれた。此れならば5、6枚簡単に食べられる。ビタミンβカロテンの塊をバリバリ食べる。なかなか美味しい。食べ過ぎに気を付けないといけない!!

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