水羊羹

敦賀に居た時はこたつで水羊羹と福井では水羊羹は冬の物だった。夏は水仙饅頭(葛饅頭)が主だった。矢張り水羊羹は冷たく冷やして食べる夏の物だ。水羊羹は夏場になると和菓子屋の店先に姿を現わすが、普段はアルミ缶入りが多い。冷蔵庫で冷やし蓋を剥がしてスプーンで掬い食べる。寒天と餡子が有れば家庭でも簡単に作れる。餡子はもちろん漉し餡だ。餡子は多めにし、濃い液として固めないと二層になり、水羊羹でなく、寒天がしとなる。結構家庭で作るのは難しい。トシちゃんは寒天が好きなので良く寒天がを作って、蜜で食べており、水羊羹も時々作ってくれる。茗荷の葉に乗った水羊羹が出てきた。緑の葉に乗って見た目は良いが多少餡子が薄かったのか、薄い寒天層が出来ており、チョット食感が変わって居た。たまには失敗する事もある。

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