レコード

社会に出て、大分県の工場勤務、会社の寮で生活していたが、始めての賞与で扇風機を買った。レコードプレヤーを買ったのは3、4年後だったと思う!!給料が安かったのか、プレーヤーが高かかったのか!!其れでも暇を見つけて、月に一、二枚のレコードを大分市まで出かけて買った様な気がする。一枚2、3千円だったので、本代とで給料の半分程度はなくなった。仕事が忙しく殆ど休みの無い時は、夜本を読みながらヘッドホンでレコードを聞きストレスを発散した!!結婚後は、レコードを買う事も少なくなった。其れでもレコードは、時々聞いていた。時代は流れCDの時代となり、レコードの針を探し廻る時代となり、レコードの発売も少なくなった。プレイヤーもターンテーブルが駆動用のゴム劣化で駄目になり使えなくなり、CDプレイヤーに替え、スピーカーを残すだけとなった。従ってレコードは仕舞い込まれたまま20年以上になる。レコードを買い入れる所があると云うので売り払う事とした。隣の姪一号に手伝って貰い段ボール二箱を二階から降ろした。100枚以上ある様だ。ベルリンフィルカラヤンだと言いながら、レコードを買ったのを懐かしく思い出す。