りんごピンクレディ

リンゴの旬は10月から暮れにかけてである。一時りんごはフジばかりであったが最近は色々の種類が出てきている。姿を消して無くなったと思って居た紅玉もまた姿を見せ、ジャムとなって食卓に現れている。りんごはジャムのほか我が家では朝食のヨーグルトに入れるなど生食のほかサツマイモとの炊き合わせなど料理に使われる。5月に入りりんごも終わり、祝いなど早稲のリンゴの出る八月を待たねばと思って居たら、最後のりんごと言って、皮がピンク色したピンクレディと言う小型のりんごを買ってきた。余り綺麗なりんごでは無い、オーストラリアで開発された種類で酸味が強く晩旬のリンゴで、日持ちがするがわが国では長野で作られ余り数は多く無いと言う。煮崩れせず、コンポート、タルト向きだと言う。さてどんな味か多分ヨーグルトにトッピングされて朝食に出てくる物と思う。

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おやき

おやきは長野県の郷土料理で、もともとコメの採れれない山間地で小麦粉、雑穀粉 の皮で、切り干しなど野菜の餡を包んだものを焼き固め、囲炉裏の熱い灰で蒸し焼きにした代用食だったものがあずきあんなどが出て、一般住民の軽食、観光客の土産となり長野県を代表する郷土料理となり、おやきを作る製菓店が増え、長野を代表する食べ物となっている。娘が立川の駅中に店を出した長野のいろは堂と云う、おやき屋の小豆餡のおやきを買って来て呉れた。大変上品になっているがおやきだ、おやきと言うと終戦後食糧難の時代、小麦粉の皮でカボチャやサツマイモを包んで蒸した代用食を思い出し、悲しくなる。腹の足しになるだけで実に不味く、麦飯でも良いご飯が食べたかったのを思い出す。と云う物のいろは堂のおやきは美味しい。美味しいだけに昔を思い出し悲しくなる。戦争などするもので無い!

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茄子

マンションのベランダが広いのでベランダ園芸が出来ると楽しみにして居たが日当たりが思ったほど良くなく、去年は夏野菜は全くダメだった。レタス、春菊なども日光不足でヒョロヒョロとしてダメだった。今年はデイルの苗を買い、大葉のタネを蒔いた。大葉は大分大きく成ったがデイルは一向に伸びて居ない。矢張り日当たりの悪いのは致命的だ。ナスの苗を二株買って来てる。これは結構大きく成っている。しかし矢張り横浜あの時と比べると勢いが無い。ベランダでは無理だろうから、娘のところに持って行くと言っている。娘が培養土を買いプランターの用意が出来たので、持って言って植えると云う。しっかり水をやればそれなりに生ると思う。頑張って水遣りをして貰いたい。

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燻製

私がリタイアして横浜に帰ってきた時期で孫娘が保育園時代、世話をして居た小学校からガロン缶を貰ってきてガロン缶とダメになった小型のフライパンで燻製器を作り、燻製を作っていた。公園のローズフェスティバルで協賛したフリーマーケットで手作りのササミの燻製を孫娘が如何ですかと売り歩いたのを思い出す。マンションでは燻製器は使えず手製の燻製器は転居の際処分した。先日トシちゃんがテレビの通販で室内でも使える燻製器を売っているのを知り、燻製器を買って燻製を作ってみようかと云うことになった。燻製を作るに材料を燻製液に浸け、更に乾燥してから燻煙する。乾燥が必要なのでフードドライヤーが必要という事になった。と云うのはベランダは道路に面しているので粉塵が多く干すのが難しい。百金で干し網は買ったがまだ使った事がない。兎も角という事で、本箱から燻製の本を出して読んでいる。どの燻製器を買うか。フードドライヤーを先に買うか思案している処だ!

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レモン

去年は横浜から持ってきた鉢植えのレモンが5,6個生った。今年は花芽が見られず生らないと諦めて居たら、鉢と床に花弁が落ちて居た。気が付かなかったが枝の一本に花芽があった様だ。まあ1,2個は生るかも知れない。今年は増土をし、肥料と苦土石灰を施肥して、樹勢を強くし来年に備えて貰おうかと思う。昨年アゲハの幼虫に丸ボーズにされた娘の処のレモンの木は復活して沢山の花を付けている。今年はアゲハにやられない様注意して欲しい。我が家は既にトシちゃんが幼虫1匹駆除した!

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花粉症と回虫

花粉症はアトピー性皮膚炎と同じ様にアレルギー症の一種だと云う。花粉症は終戦後盛んに植樹された杉が開花時期を迎えた事と大気汚染のためと言われているが、70才以上の我々の年代では余り花粉症で苦しんでいる話を聞いた事はない。腹に寄生虫を持っている人は寄生虫を除外する抗体が体内に出来その抗体が花粉に対抗して、花粉症にならないと云う。我々の年代は、戦後の食糧難の時代でもあり、畑の肥料に人糞を撒き作物を育てて居た。そんな時代には殆どの人は腸に寄生虫を抱えて居り虫下しにサントニン、海人草を呑まされた記憶がある筈だ。したがってその時代に花粉症などと云う病気は全く無かった。その後肥料から人糞は消え、清潔によく手を洗いましょう。清潔、食の安全と学校教育でも、一般でも清潔、清潔第一となり、寄生虫は姿を消した。一方清潔になり過ぎ、免疫力の低下、耐病力低下の清潔症となり、アトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー症となっているとの話もある。しかしハシカと同じ様に50年も60年も前の花粉症抗体が残っている物だろうか。今の時代に腹に回虫を沸かすことも出来ず、花粉症に効くと云うナルリチンを含有するジャバラジュースを飲んで花粉症を防ぐしか無い。余り清潔過ぎるのも考え物だ。過ぎたるは及ばざるが如しとはよく言ったものだ!

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ニシンのマリネ

ニシンと言えば干物の硬い身欠きニシンを思い浮かべる。生のニシンは悪くなるのが早く、身が柔らかい事から、産地から遠くでは余り出回らない。また大正、昭和初期に北海道で大量に取れ、小樽にはニシン御殿という網元の家が残っている。しかし昭和30年代から漁獲量が激減して、私が北海道にいた昭和50年代にはスッカリ姿を消していた。しかし居酒屋ではニシンの干物、洋食屋ではニシンのマリネが出されていた。ニシンのマリネを初めて食べたのも北海道に居た時だ。資源保護のため石狩湾で稚魚の放流などを進め、スッカリ姿を消したニシンが多少姿を見せていると言うがまだまだだと言う。しかし最近は流通革命の効果もあり、新しい綺麗なニシンがスーパーに現れる事があり、マリネを作ってくれることがある。ニシンは身が柔らかいので焼いても余り美味しくない。従って綺麗なニシンが手に入った時マリネを作ってくれる。先日も綺麗なニシンが手に入ったと久し振りにマリネを作ってくれた。どうゆう訳かウコギの唐揚げがトッピングされて居た。久しぶりのニシンのマリネは美味しかった!

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