花粉症と回虫

花粉症はアトピー性皮膚炎と同じ様にアレルギー症の一種だと云う。花粉症は終戦後盛んに植樹された杉が開花時期を迎えた事と大気汚染のためと言われているが、70才以上の我々の年代では余り花粉症で苦しんでいる話を聞いた事はない。腹に寄生虫を持っている人は寄生虫を除外する抗体が体内に出来その抗体が花粉に対抗して、花粉症にならないと云う。我々の年代は、戦後の食糧難の時代でもあり、畑の肥料に人糞を撒き作物を育てて居た。そんな時代には殆どの人は腸に寄生虫を抱えて居り虫下しにサントニン、海人草を呑まされた記憶がある筈だ。したがってその時代に花粉症などと云う病気は全く無かった。その後肥料から人糞は消え、清潔によく手を洗いましょう。清潔、食の安全と学校教育でも、一般でも清潔、清潔第一となり、寄生虫は姿を消した。一方清潔になり過ぎ、免疫力の低下、耐病力低下の清潔症となり、アトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー症となっているとの話もある。しかしハシカと同じ様に50年も60年も前の花粉症抗体が残っている物だろうか。今の時代に腹に回虫を沸かすことも出来ず、花粉症に効くと云うナルリチンを含有するジャバラジュースを飲んで花粉症を防ぐしか無い。余り清潔過ぎるのも考え物だ。過ぎたるは及ばざるが如しとはよく言ったものだ!

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