アミの佃煮

高校卒業まで、荒川放水路東京湾出口の近くに住んでいた。近所には牡蠣を扱う漁師や浅蜊、赤貝などを扱う店など漁業関係が多くあった。放水路出口は汽水域で有り、あみなども良く出回っており、家ではアミの塩辛佃煮を作っていた。もちろん貝なども煮ていた。先日テレビで卵かけご飯に醤油で無く、アミの佃煮をかけて食べると美味しいと放映していた。何とも美味しそうだった。アミの佃煮は佃煮の詰め合わせには必ず入っているが好んで食べる佃煮でもない。最近は佃煮を食べる事もないし、アミの佃煮などすっかり忘れていた。テレビを見て、なんと無く懐かしくなっていたら、トシちゃんが買って来てくれた。何処でも売っている様だ。小エビで無くもっと小さくゴミみたいな佃煮だ。これだと大昔を思い出した。卵かけご飯に入れて食べた美味しかった。昔もこんな味だたか、パサパサした食感が思い出された。