ハスカップ
北海道で働いていた工場は苫小牧の勇払原野に掘削された苫小牧港の奥にあった。工場の周りはオイルショックで予定されていた工場が進出せず、原野のままであった。その原野の陽当たりの良い所にハスカップの木があり、春も終わり雪がなくなり、茶色の草原が青くなる6月初めハスカップの実を取りに行ったものだ。ハスカップはアイヌ語で、クロミノウグイスカグラと言う落葉低木の小指の先程の紫の実で、ジャムや果樹酒にしていた。このハスカップは北海道では主に勇払原野に自生しており、内地では高山植物との事、今では勇払、千歳などで栽培され、よいとまけ、ハスカップジュエリーなどの菓子やジャムなどの特産品、北海道土産となっている。トシちゃんがこのハスカップジュエリーを買ってきた。製菓店森本の名と菓子を40年ぶりと懐かしがりながらハスカップジャムの甘酸っぱさを楽しんだ!