漆器(4)飛騨春慶

飛騨高山の駅を出て左え国分寺通りに出る。これが国分寺かと思う程の小さなお寺がある。門前を通りすぎて進むと宮川に出る。その間に土産物屋を含む商店が連なる。宮川に架かる鍛治橋を渡ると左側の川岸に沿って宮川朝市の店が連なる。この朝市は、陣屋朝市高山と併せ高山朝市として、輪島朝市、勝山朝市、と並んで日本の三大朝市とされている。きのこ、山菜、季節の野菜などの農産物、季節によりリンゴぶどうメロンなどの果物、飛騨赤カブに代表される漬物、朴葉味噌などの加工品、きり細工さるぼぼなどの民芸品と店を並べる。民芸品のさるぼぼはさるの赤ん坊を模したあか色の飛騨独特の人形だ!!朝市を歩くが陶磁器と漆器(飛騨春慶)は見当たらない。陶磁器漆器は、朝市に出るような物で無く、専門店でないと手に入ら無いようである。飛騨春慶は春慶会館が陶磁器は窯元の店が市内に有った。鍛治橋をさらに北に登ると右側の一画が古い街並みとして観光スッポトなっている。古い街並みをブラブラして宮川に戻ると高山陣屋の前に出た。高山陣屋は観光の目玉と云うがあまり面白そうで無かったので、駅へ帰って来た。収穫は、渋草焼の鉢とさるぼぼであった。春慶は我が家に重箱がふたつあったが、一つは子供のところに行っており、手持ちは一つだけである。春慶は木地に赤や黄色に着色した上に拭き漆をした上品な漆器であり、大事にしたいと思っている。さるぼぼはしばらく車にぶる下げていたが捨てずに取ってあった。朝市の思い出だ!!!