花(10)春蘭

庭の金木犀の根元の日陰に春蘭の鉢を置いている。この春蘭は私が敦賀にいた時、三日市工場の経理課長だった楠本君から一株貰い敦賀の庭で育てていたものだ。楠本君は、立山で採取して来て増やしたと云っていた。3鉢として横浜に持って来たが、一つ枯らし今は、2鉢日陰で育っている。ろくに手入れもしないのに毎年綺麗な花を咲かせているし、大きくなっている。お隣の高田さんのお父さんから春先に株を新聞紙で筒状に包むと花芽が伸びて綺麗な花を咲かせると教えて頂いたが、機会を逃し、毎年短い花が葉に隠れて咲いていた。何もし無いのに、今年は株が大きくなり、花芽が多く花長けも長く立派な物となった。としちゃんが何か手入れをしたかなと疑ったが、手入れをしていれば自慢するはずだ!!!今玄関に飾られて居る。花が終わればまた金木犀の日陰に戻る!!!