糠漬け

はなまるマーケットで、乳酸菌パワーの糠漬けと云う番組が放映されていた。我が家の糠床は、結婚した時、としちゃんが母親から分けて貰い今に続いている。分けて貰った糠床は母親が結婚した時に、あったか、作ったかと云う事だから、間違いなく70年は経って居る。としちゃんは娘にも妹にも分けたが、みんな駄目にしたようだ。私は、13年間敦賀で単身自炊生活をしたが、糠床を持って行き、糠漬けを楽しんだ。にんにく、生姜、さんしょの実、鷹の爪を加え、毎朝必ずかき回す、ゆるくなると、コップを沈めて汁を抜いたり、ふきんで水気を除いたり、煎り糠を加えたりと糠床を大切にし楽しんだ。家に帰って来た時、もちろん糠床を持って帰った。二つも糠床は要らないので、としちゃんの末の妹に渡したが、すぐ駄目にしたようだ。としちゃん季節の野菜(胡瓜、茄子、蕪、など)のほか人参、南瓜、トマト、キャベツ、水菜などもつけている。写真は、津田蕪で去年としちゃんが花壇に蒔いたものだ。これからも糠床を大切にして、美味しい糠漬けを食べさせて貰いたと思っている。