鰊のマリネ

鰊は北海道を代表する魚で、乾燥した身欠き鰊として全国に流通していたが気候変動のせいか、乱獲のせいか、昭和30年を境にパッタリと獲れなくなり、数の子も輸入品の塩数の子となっている。私が北海道に居た昭和53年頃は観光客相手に居酒屋で焼き魚として見る程度で、スーパーなどではあまり見かけない様になっていた。この鰊のマリネを食べたのが苫小牧の洋食屋で、めづらしい料理だった。北海道の漁連が鰊の復活を目指し稚魚の放流を始めた事から少しづつ漁獲量が増え、生鰊がスーパーで見られる様になり、新しい鰊が手に入るとマリネを作ってくれる。青魚は酢でしめ、しめ鯖、しめ秋刀魚などと、和食として食卓に現れるが鰊はマリネとして洋食で出て来る。青魚は足が早いので生でなく酢で締めると言う事だが鯖が和食で鰊が洋食と言うのは何故か不思議である。

朝食(4)

野菜サラダとベーコンエッグと言う朝食だ。野菜サラダはレタス、新玉ねぎ、ミニトマト、乳酸キャベツにクルミしらす干しをトッピングしたものだ。小豆島のオリーブとレモンドレッシングと言う高価そうなドレッシングをかけて食べた。パンはバターとジャム、ミルクティーさらに果物入りのヨーグルトと云うのが朝食である。スープの時はミルクティーは無し。ヨーグルトはヨーグルトメーカーで作る手作りである。

ツブ貝

ツブ貝には色々の種類があるが、良く目にするのは大粒で殻から出された大粒の真ツブ(エゾボラ)、殻付きの小型の円錐形の灯台ツブである。良くスーパーに現れるのは灯台ツブで茹でた物が出ている。上手く身を出すと肝の先まで出せて、肝まで美味しく食べられるが肝が千切れ身だけ取り出すのが普通である。殻が柔らかいので砕いて 肝まで取り出そうとするがなかなか上手く行かない。まあ身だけでも酒の肴には十分で美味しく頂いた。真ツブは回転寿しの貝の定番で良く食べたがこれもなかなか美味しい!今日は酒の肴として美味しく灯台ツブを食べた。

朝食(3)

桜が満開となり三寒四温と言う時期も過ぎた。今年は1日おきに寒暖となり、例年より気温が高いが朝晩は冷え込むという日々が続いている。寒い朝は温かい野菜スープが何よりと言う事で朝食に野菜スープが出てきた。玉ねぎ、人参、ブロッコリー、カボチャ、キャベツ、を玉ねぎスープと固形スープの素で煮込み卵を落とした。野菜スープのポーチドエッグという事だ。野菜の甘味がスープに出て、固形スープの素の味をまろやかにしている。卵を割ると黄身がスープに広がり、美味しさが一段と上がった。温かいスープの湯気でホットした朝食の一時だった。

桜に雪

朝起きるとトシちゃんが雪よ!と言う。天気予報で雪が降ると放送していたが、みぞれ程度だと思っていたが桜の花弁が散る様に雪が降っている。今日は29日、もう三日で四月だ。四月に雪が降る事はあるが見た目は大雪だ!流石に春の雪、サラサラした雪でなく、湿った牡丹雪だ。満開の桜の花に雪が積もっている。屋根も白くなっており、未だ葉の出ない銀杏の枝にも白く雪が積もっている。コロナ肺炎で外出規制が叫ばれている中昨晩も外食で酒を飲んでいるおっさんやチョロチョロ出歩いている姉ちゃんがテレビに映っていた。この雪の中馬鹿姉ちゃん、馬鹿ガキがまた渋谷、原宿に現れるのだろう、俺は大丈夫と飲み歩くおっさん、日本人も馬鹿が多い。天気も狂っていれば、人も狂っている。と言う事で満開の桜に雪となったのだろう!

朝食(2)

今日の朝食はウインナーソーセイジ、菜花のソテー、ミニトマト、新玉ねぎのスライス、発酵キャベツ、キュウリのピックルである。発酵キャベツは毎朝食に付いている。発酵キャベツはキャベツ1玉を荒い千切りとし山椒の実と唐辛子を加えて塩漬けとした物で、常温で二日ばかり漬けるとキャベツの植物性乳酸菌が働き、発酵しガスが出て酸味が出てくる。ドイツの代表的漬物だ。キャベツの切り方、塩加減で出来が変わるが矢張りキャベツの種類で味が大きく変わる様だ。今回の発酵キャベツは硬く、発酵の時間もかかったし、硬かった。新玉ねぎは甘く、菜花のソテーも柔らかく、みためも春を思わせる美味しそうな一皿となった!

胡蝶蘭

随分洋蘭は育てたが、四、五年で枯らしてしまっている。シンピジュウム、オンシジュウム、デンドロビウム胡蝶蘭、などを育てた。横浜にいた時は二階のベランダが日当たりも良く、ベランダ園芸で、野菜を作っていた。野菜の脇でシンピジューム、オンシジュウム、デンドロビウムを育てた。デンドロビウムは良く育ったがシンピジューム、オンシジュウムは四、五年でダメにした。転居の時持ってこれたのはデンドロビウム、4鉢だった。一年目は花が咲いたが夏場の陽当たりが悪く育ちが悪くダメにし、花の咲かない2鉢が残っているだけだ。今ある洋蘭は転居の時、貰った花の終わったミニ胡蝶蘭の名残だ。貰った胡蝶蘭は3株の寄せ植えだったので、バラして1株づつとして育てたが生き残ったのは2株だった。胡蝶蘭はカーテン越しの光で育てる物でそれ程陽当たりを気にしないで済む洋蘭である。その為か一年目は良く花が咲いた。二年目は育て方が悪かったのか、一本だけ花が咲いた。三年目の今年は駄目かと思っていたが花芽が二本伸び、花を付けた。但し売り物と違い花は五、六輪と少ない、まあ素人のベランダ園芸にしては三年も花を咲かせれば立派である。普通は花が終わったら捨てられてしまうのだから!さて四年目の来年も花が咲くだろうか。