芋羊羹に栗キントンを乗せる

生協で芋羊羹を頼んだ。亡くなった義父は芋羊羹が好きで、良く舟和の芋羊羹を食べていた。舟和の芋羊羹はさほど甘く無いがねっとりして、まあまあの味だった。生協の芋羊羹は甘味はなくホクホクして、甘味の無い焼き芋の様だ。頬張ると咳き込みそうになりそうだ。美味しく無い!そこで頂き物の栗きんとんを乗せて食べる事とした。栗キントンは強烈に甘く味のない芋羊羹と混ぜるとちょうど良いと考えた。舟和の芋羊羹の様な感じにはならなかったが、芋と栗が混じり合い、良い食感と味となった。色々やって見るものだと感心しながらお茶をのんだ!

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日本酒4

4度目の工場勤務は福井県敦賀市亜鉛焙焼の硫酸工場であった。敦賀工場で焙焼した鉱石を富山の製錬所に送り亜鉛を作り、敦賀では焙焼ガスから硫酸を作っていた。この時期には日本の亜鉛精錬はアルミ精錬と同じで輸入に押され斜陽化し、何れは工場停止の運命にあった。10年近く硫酸製造を維持したが結局工場を停止した。敦賀には13年単身生活をした。敦賀では地元に福寿杯と言う地酒は有ったが飲んでいたのは勝山の一本義という酒が主だった。然し福井の銘酒と言えば何と言っても黒龍で有り、特に黒龍のしずくは銘酒中の銘酒で、4合瓶1.5万円と言う値段でチョット口にする事は出来なかった。しずくとは醪を袋に入れ吊るして自然に落ちる雫を集めた酒で、手間もかかり大変貴重な清酒で、作っている酒蔵は少ない。何とも言えない香りと味では有るがおいそれと口にできる物でない。それでも2、3度は飲んだ。横浜に帰って来てから一度だけ、見かけた事はあるが殆ど何処にも無い。

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地口行灯

デイケアで利用者の一人が地口行灯の話しをしてくれた。地口行灯は懸け行灯の一種で祭礼の時、社内や参道、氏子の軒下に飾られる地口やそれに因んだ戯画の紙を貼ったものであり、江戸中期に流行り、多摩川を遡り府中、青梅、所沢へと伝わっていると言う。水は上流から下流へと文化は下流から常駐へと言う良い例で有る。府中の大國魂神社にもあったと言うが今は廃れてしまったと言う。国立市の谷保天神には今でも残っていると言う。話をしてくれた方は元国語の教師で地口行灯の調査研究をしている様で、大量の地口絵の収集調査をし、報文を出している様だ!この様な市井の研究者により文化が継承されるのだろうと感心した。惜しむらくは。聴衆の程度を考えず、話された事だ。ねこにこばんだったようだ!

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アイスココア

テイクアウトのカップ入りの飲料は手頃でもあり歩きながら飲むのも昔ほどうるさく言われなくなり、外食店でもコンビニでも色々のものがたくさん出ている。こんな風習の中。道路にカップが道端に転がっている事もなく、家に持ち帰り街が綺麗だとネットで褒められている。その様な人もいるが、私がボランティアで道路清掃をして居た時、植え込みの中に突っ込まれたカップを随分回収した。日本人も褒められた物ではない。それでもカップ入りの飲料は手軽で便利だ。トシちゃんがコンビニでアイスココアを買ってきてくれた。カップにココアが入っており、コンビニでミルクを足してくれるのだそうだ。コンビニのミルクはなんだか判らないとカップを持って帰り家で牛乳を入れ飲ましてくれた。中々美味しかった。便利で良いとは云えポイ捨てなどで街が汚れ、環境が破壊されるのであればテイクアウトのカップ飲料は考えものだ!美味しいなどと言っていられない!

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さんま

暑さは相変わらずだが暦の上ではもう秋!さんまの時期となった。ここ数年温暖化のため海水温が上昇し、さんまの不漁が続いている。不良は外国船による、サンマの乱獲もあると言う。1匹百円だったサンマが四、五百円となり、しかも小さくなった。刺身、なめろう、塩焼き、蒲焼と楽しみにしていた秋の味覚が食卓から消えそうになっている。一匹298円のサンマを買ってきて刺身をつくってくれた。サンマの不漁原因が温暖では仕方がないが乱獲は許せない。今朝のテレビのニュースでは今年はサンマが豊漁と伝えていたのでその内値段が下がり、なめろう、蒲焼き、さんま寿司が食べられそうだ。楽しみに値下がりを待つこととしよう!

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日本酒3

3度目の工場勤務は北海道の苫小牧であった。日立で工場を無難に閉止したため閉止予定の工場に勤務させられた。北海道の酒は北の誉、男山、千歳鶴など銘酒が有るが、主に男山を飲んでいた。男山はもともと灘の銘酒であったが明治時期に酒蔵を閉めたことで男山の名称が全国に広まったが、北海道の旭川の酒蔵が正式継承し研鑽の結果、世界的ブランドに育っている。全国には陸奥男山、武蔵男山、播磨男山、など男山の前に地名を付けた清酒が多く有る。何も良い酒なのだろうが正統として男山を名乗れるのは旭川の男山酒造だけだ。北海道の勤務は苦労も多く。嫌な思い出ばかりであったが、食い物は美味く、酒は美味しかった。男山は記憶に残る銘酒である。

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