べったら漬け風

秋も終わりに近づき、日本橋でべったら市が開かれ、木枯らし1号が吹くとテレビで言っている。べったら市は大根の麹漬けを売る江戸時代から続く東京の伝統の漬物市だ。べったら漬けは大根の皮を剥いた塩漬けを麹、水飴、米で漬けた淺漬けで、甘くパリパリした歯触りで余り日持ちはしない、この時期独特の漬物だ。以前家でも麹、砂糖を使って、べったら漬けを作ったことがあるが、麹を使うやり方は中々面倒だ。そこでトシちゃんは酢、塩、砂糖を使ってべったら漬け風の漬け物を作ってくれた。チョット甘味に角がある様な気がするが歯触りは良くパリパリして美味しかった。流石はなんでもすぐやるトシちゃんでした。