粕床

北海道で、粕味噌床で丸大根を漬けたのが粕床との出会いだ。その後煉粕に出会う度に野菜や魚を漬けて食べた。横浜では煉粕が見当たらず、板粕ばかりで、粕床を作るのは大変だった。福井や長野には練り粕が有るのに横浜は無し、漬物を漬けない所には練り粕が出回らない様だ。テレビで粕床の話が出た。板粕に味醂を加え、ミキサーで練り、火を通す。麹が生き返り練り粕の様になる。これに繰り返し材料を入れて、カス漬けを作ると云う。糠床と同じ様にカス床が出来るとの事!早速としちゃんはカス床を作った。筋子とタラコを漬けている。筋子、タラコに先立って、スルメをつけた。スルメはトシちゃんがスルメイカを買って来て、皮を剥き干したものだ。スルメにしては白いし、剣先にしては透明感がないと思っていたら、皮を剥いて干せば白くなるとの事。スルメの粕漬けとは珍しい。硬かった。筋子とタラコは正月用らしい!!

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