干し山椒

横浜には山椒の木が有り毎年沢山の実が生り、冷凍にしたり佃煮にしたりと重宝した。秋口には取り残した山椒の実が種となり茶色い皮と黒い種となる。この茶色の皮を良く干して粉とし粉山椒として使った。干した山椒の実を粉にしたものの方が香りが良い様で、干し山椒を買ってミルで挽き使っていた。去年はネットで干し山椒の実を取り寄せて使って居たが香りが今一で鉢植えで育てようと苗を取り寄せた事は先日書いた。取り寄せた苗は無事芽が出て葉が伸びたが花は咲かず従って実は成らない。駅のマルシェに山椒の実が出始めたので小さな箱を一つ買って干し山椒を作る事とした。塩水でサッと茹で冷水で晒し良く水を切って水気を取り、布を敷いたフードドライヤーで乾燥した。濃い緑色の乾いた干し山椒が出来た。香りもまあまあだ。良いか如何かは粉にして使って見ないと判らない。来年は鉢植えの山椒が成れば良いのだが!

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