和風スナック
和風スナックと言えば煎餅、おこしなど、茶受けとして全国に沢山ある。東北地方や信州では漬物がお茶受けだが、一般的には煎餅など駄菓子がお茶受けとなっている。何十年も続いているロングセラーのスナックもあるが毎年出ては消えるのがスナック菓子だ。草加煎餅、雷おこし、五家宝などは駄菓子の域を出て和菓子と言って良いのではと思う。先日横浜の知り合いから、肉まんと共に珍しいスナック菓子が送られて来た。サクサクごまわかめというものだ。わかめ、ごま、もち米を調味料で丸く成形し、焼き固めたもので、わかめが主体でサクサクした歯触りで、甘辛くわかめとごまの風味がして美味しい。ワカメの産地の岩手、宮城の品物と思いきや海の無い岐阜の製菓会社の製品だった。岩手のワカメが岐阜で加工され横浜で売られ東京で食べられる。大変な流通経費だ、などと感心しながらサクサクパリパリと食べている。一粒20円程度なのでどの位儲かるのかなどと要らぬ事を考えている。