ワカメのしゃぶしゃぶ

魚市で刺身のほか生ワカメを買って来た。わかめは朝鮮半島と日本以外ではほとんど食べられていないと言う。日本では殆ど養殖で、この養殖で技術が中国に渡り大々的に養殖事業が進み、日本に輸出されている。中国でも最近少し食べられ始めたと言う。わかめは殆ど塩蔵品であり、日本で消費されて居るわかめの八割は輸入品で中国五割、3割は韓国で、国内産は二割に過ぎないと云う。しかし大昔から食べられて居る海藻であり、全国的に採取され、独特の乾物、l加工品がある。わかめの生産は三陸、香川で大半を占めると言うが産地は北海道利尻、渡島、三陸佐渡能登、越前、島根、三浦、伊豆、師崎、伊勢、鳴戸対馬、国東、五島と全国に渡って居る。乾物の湯通し、灰干し、鳴戸の糸わかめ、越前のもみわかめ、島根の板わかめなどが有る。買って来た生わかめは多分三陸か三浦、伊豆ワカメだろう。しゃぶしゃぶと云ってもテーブルで湯を沸かし生ワカメをしゃぶしゃぶは大変なので、鉄鍋でワカメを煮て、熱々をぽん酢で食べた。趣は無かったが大変美味しかった。つくづく日本に産まれて良かったと思いながら!!

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