七草粥

先日のデイケアの昼食に七草粥が出て来た。七草粥とは刻んだ菜っ葉の入った粥程度にしか理解されない世の中に成って居るが、百人一首光孝天皇の歌に「君がため春の野に出て若菜摘む我が衣手に雪は降りつつ」の若菜が七草と言われる様に日本の文化に根付いたものだ。芹、なずな、ごぎょう、はこべら、仏の座、すずな、すずしろ、春の七草だが、大根と蕪と芹−−−と答えるのが普通で、七草が田畑の雑草で、なずながぺんぺん草で、ごぎょうが母子草なのを知っている若者は少ない。七草の名は言えてもすずなとすずしろのどちらが蕪判らないと云う!!ちなみに七味になにが入っているか聞いたら、唐辛子と山椒とーーーと云う事これでは二味ではないか!!!