日記(2)病棟日記(2)

書き始めの日記を開くと、1ヶ月目にはOTでは、座る練習、PTでは立ち上がりの練習、STでは発声と飲み込みの訓練している。
10月27日 本日は僕の71才の誕生日、病院で迎えるとはなんと云う事か!!それにしても病院には色々症状の人がいる。同室で牧野さんと云う人がいる。どうも頭が多少は壊れている様で、手足は動くが、車椅子で動き、他人の部屋にはいるは便所に入り込むは大変である。今日としちゃんが事務所の石田と云う人から呼び出されて、9月分の入院費が未払いなので保証人に電話したと言われた。領収書を持て来ましょうかと言うと、慌てて調べてみますとの事。間違えでした申し訳ありません。これで終わり酷い病院だ!!
こんな調子で毎日書いている。それとリハビリの内容進み具合を書いている。さらにハガキの原稿もある。10月31日には、主治医からの病状の話があり、麻痺度2(5段階の重い方)車椅子から離れられないだろうとの話。それでも1ヶ月後は改善されているだろうと書いている。4週間目で、座ると後に倒れたのが5週間目には倒れ無くなった。また3週間目にはリハビリパンツがモコモコして気持ちが悪いとブリーフに変えたと書いている。
11月21日(金)はれ
倒れて2ヶ月過ぎた、リハビリ病棟に移って1ヶ月半、リハビリの目標立つことはほぼ達成したが、手はびくとも動かない、関節が固まらない様にマッサージしている。同室の木村さん退院する。訪問リハビリとデイケアーリハビリを続けるとの事。としちゃんサンマの煮たのを持って来てくれた、美味しかった。(つづく)