千両、万両

正月の縁起木として、千両、万両という赤い実を付ける小さな木がある。千両も万両も同じ様で良く区別が付かない。万両は千両より実が沢山のつく事から万両というそうだ。また千両は葉の上に実が生り、万両は葉の下に実がなるという。万両には赤のほか白や黄色の実が生ると云う。数年前から正月前に門の植込の中に万両が白い実をつけ始めた。今年も正月を待たずに早々と白い実を付けた。ところが先日その万両の横に赤い実を付けた木がある事に気付いた。木が小さく実の生り方が良く判らず、千両か万両か判らない、万両という事にして置く。紅白の万両で縁起が良い。義父が生きていれば大喜びして自慢し歩く事だろう。玄関前にぼたぼたと鳥が糞をし汚らしいが万両の種を持って来てくれた様だ。鳥を悪くばかり云う事も出来ない。家が建ち並んで自然が無くなったと言うがまだまだ自然が有り、捨てたもので無い!!

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