折り紙

倒れる前浜っ子で、子供達に折り紙を教えたり一緒に折ったりしていた。子供達は昔からの鶴や冑、箱では、飽き足らず、虫や動物を折りたがった。そこで折り紙の本を買って来て、折り方を練習していた。リハビリを続けて指が多少動きだし、手が机の上における様になったが、細かい動きは、出来ず、さてどうした事かと考えた。療法士の先生に聞いても、まだ先にやる事があると云う。患者の希望と療法士の方針が異なる事がある。しからば何かないかと思いついたのが、折り紙である。ほとんどは左手で折ってゆくが、右手で紙を押さえる、指で紙を挟む。これが小さい動きにつながるのではないかと。まづ冑を折ってみた。右手で紙を押さえるだけでどうにか折れた。そこで買ってあった折り紙の本を出して来て、ページをめくった。むづかしく押さえるだけでは折れない。通所にある易しい折り紙の本を使おうかと思っている。さて如何なりますやら!!!