山菜ミズ

今年も山菜の季節となった。山菜に出会ったのは九州でのツワ蕗に始まるが本格的には北海道である。タラの芽、蕗、ゼンマイ、ワラビ、山ウド、曲り竹などに出会い色々と食べた。福井に行ってからうるい、ミズなどの山菜も知った。ミズは宮崎村の越前焼祭りで知り、焼き鯖と煮込み味を占め、その後も何度か口にした。横浜でも安八百屋と言っていたみどりやで余り新しく無いが年に一、二回姿を見せ買って食べた。食べ方は生で細かく粘りの出るまで叩き醤油味で食べる叩き。魚や油揚などと煮る煮物だ。ミズは水気の多い沢などに群生する所から呼ばれた方言で正式にはウワバミ(大蛇)草と云うのだそうだ。ミズには赤と青があり、お勧めは赤で粘りが有り叩きにすると粘りとシャキシャキ感が有り美味しいと云う。新しく綺麗なのに粘りが出ないと言っていた。確かにシャキシャキして居るがいつもの様に粘りが無い。煮物は真っ青で綺麗だったがどうも青ミズだった様だ。粘りが無く叩きには向いていなかった様だ。残念でした今度は赤ミズを探さなくては!!

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