干ぴょう巻き

海苔巻きと云えば小さい時から干瓢巻きである。干瓢巻きは細巻きの芯が煮込んだ干瓢である。芯がキュウリであればカッパ巻き、鮪であれば鉄火巻き、沢庵であればおしんこ巻きと私の頭の中は海苔巻きは細巻きだが、細巻き特に干瓢巻きは関東独特のもので関西以南は太巻きが主体でほそまきは余りお目にかかれないと云う。スーパーのお惣菜売り場に細巻きはあるが巻きたての物は少なく殆ど冷蔵物ですし飯が乾燥してパサつき美味しくない。干瓢巻きは昔家で作る物で店で買う物ではなかった。現在は握り寿司でも海苔巻きでも、スーパーで手軽に買える。しかしながら冷蔵物が多く米が美味しく無い、余程気を付けて買わねばならぬ。今朝土曜日、休みと云う事で息子がトシちゃんを角上魚類に車で連れて行ってくれた。そこでかんぴょう巻きを買って来てくれた。細巻きで無く太巻きの干瓢巻きである。干瓢がギッシリ入っている。巻きたてで美味しいと思うが私には干瓢巻きは矢張り細巻きである!
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