シーアスパラガス

 娘がコストコでシーアスパラガスと言う野菜を買って来てくれた。シーアスパラガスは西洋では一般的に食べられている野菜で、海岸近く、塩水で育てられている。日本でも塩田があった時期は塩田の近くに自生していたが塩田がなくなり姿を消した。厚岸草と呼ばれ、今では北海道の厚岸湾など一部で見られるだけで絶滅危惧種となっている。厚岸湾では秋に赤く色づく事から珊瑚草とも呼ばれている。塩気が強く、シャキシャキしているが青臭い。生でも食べるが青臭いので軽く茹でサラダに混ぜたり、酢の物にしたり、揚げ物にしたりすると言う。ミネラル、アミノ酸、植物繊維の豊富な野菜だが塩分が多いので料理に気を付ける必要がある。我が家ではアカモクと混ぜて酢の物として食べた。アカモクの粘りと味、シーアスパラガスのシャキシャキした歯触りで大変美味しかった。シーアスパラガスはコストコイスラエルから輸入販売しており、スーパーではあまり見かけないめづらしい野菜だ。写真はシーアスパラガスと紅く紅葉した厚岸草である。f:id:Fnishi:20210301201132j:plainf:id:Fnishi:20210301201409j:plain