白菜とリンゴのサラダ

白菜は漬物、煮物で生で食べるものでは無いと思っていた。小さい頃母が四斗樽に白菜を漬けていたし、私も倒れる前樹脂の樽に白菜を塩漬けとしていた。白菜を四つ割とし、よく水洗いし半日、日干しして、樹脂の樽につける。白菜に塩をよく眩し隙間のない様詰め鷹の爪と柚子やみかんの皮を入れ白菜を積み重ねて最後に蓋をし重石を乗せる。白菜漬け用の重石は持っていた。倒れてしまったし、転居したし、白菜漬は辞めてしまった。その代わりサラダとして白菜の生を食べる様になった。白菜も芯に近い部分は柔らかく甘みがあって、生でも美味しい。色々の食べ方があるが今日はリンゴと白菜の軟らかい葉を混ぜてドレッシングで和えて、シラス干しをトッピングして食卓に現れた。リンゴの甘み、一味違った白菜の甘みシラス干しの塩からさとドレシングが絡み合い大変美味しかった。白菜の塩漬けの味を思い出しながら美味しく頂きました。