甘栗紫禁城

甘栗と言えば赤い袋に入った天津甘栗を思い浮かべる。甘栗は熱した小石の中で栗を煎った物で照りと破裂を防止するため砂糖を加えて煎ると言う。栗には和栗、洋栗、中国栗などが有るが小粒で甘味が強く、渋皮が剥がれ易い、天津栗(中国栗)が甘栗として使われる。天津栗と言っても天津で取れるのでなく天津の東北地区の山地が産地で天津港から出荷されるので天津栗と言うのだそうだ。天津甘栗の赤い袋はいたる所で見かけるが何と言っても中華街が肉まんと共に甘栗の元祖の様になっている。最近その中でも大粒の紫禁城天津甘栗と云うのが評判を呼んでいるようだ。スーパーの入り口でその紫禁城甘栗が売っていたと買ってきてくれた。