柿の種
柿の種は大正末期に新潟で作られた柿の種に似た小粒の煎餅で醤油と唐辛子で味付けされた茶色の物が一般的だ。50年ほど前、会社の同僚から新潟土産として浪花屋の缶入り元祖柿の種を貰った事を思い出す。現在は浪花屋、のほか亀田製菓、美濃屋あられ、安部幸製菓などのメーカーがあり、最近ではチョコレートなどでコーティングしてされたものなど色々の物が出ており、醤油、唐辛子だけで無く、いろいろの味の柿の種が販売され、「kakinotane」として海外にも輸出されている。買って来てくれた柿の種は阿部幸製菓の製品で、柚子胡椒、チーズ、カレー味の三種類だった。包装には何故か柿の種でなくかきたねとなっていた。昔ながらのピーナッツの入った柿の種では、現在のスイーツ業界では勝ち切れず、色々の品揃えをしなければならない様だ。私としてはやはりピーナッツの入った柿ピーが懐かしく口に合うのだが!