淡竹
たけのこと言えば春先の山菜根曲り竹に始まって、孟宗竹、淡竹となって筍の時期は終わる。今年も熊本産、地物の孟宗竹を手に入れ、筍ご飯を始め、煮しめなど色々と食べた。横浜では、根曲り竹は無かったが孟宗竹が終わると淡竹が出て煮しめとして良く食べた。ここ国立では根曲がり竹はもとより淡竹も見られず、地物の孟宗竹も僅かである。地元の人に言わせると国立には竹やぶが殆どないから淡竹など知らないと云う。淡竹は野菜としてあまり流通して居ないから生は手に入らない。根曲り竹も淡竹も水煮として流通している。と云う事で淡竹の水煮を買って来て煮しめを作ってくれた。人参と豚肉で久し振りに淡竹を味わった。歯ごたえが生の淡竹と比べ柔らかくイマイチであったが久し振りの淡竹の煮物は美味しかった。