烏賊のなめろう

なめろうとは、アジ、サバ、カツオなどの青魚を三枚に卸し、味噌、酒、ネギ、青しそ、生姜と包丁で粘りの出るまで叩いた、房総の漁師料理で、味噌薬味で魚の青臭さを消し、美味しさの余り、皿まで舐めると言う事からなめろうと言われるとの事。テレビで房総の漁師町でスルメイカを使ったなめろうが絶品と紹介された。スルメイカの肝は焼かれて混ぜられている様だが薬味と味噌で生くささは消え、青魚のなめろう以上に叩き、粘りを出す事で、コクと味が出て大変美味しいとの事だった。トシちゃんはスルメイカでなく、ヤリイカなめろうを作ってくれた。ヤリイカスルメイカと違って肝がなく味噌を入れるがスルメイカほど茶色でなく透明感のある綺麗ななめろうだった。充分に叩いてあるので粘りが有り大変美味しい。なめろうを敷いた大葉で巻いて食べた。肝を叩き込んだスルメイカなめろうも絶品だろうが、トシちゃんのヤリイカなめろうも大変美味しい、目にも優しく酒のあてとしては素晴らしいと感心した!!

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