豆子郎

豆子郎は外郎の一種で山口に本店がある和菓子屋の豆(小豆)の入っている外郎だ。豆の入っている外郎なので豆子郎とした様だ。外郎と云えば小田原、山口にもあるが、名古屋の名産品とばかり思っていたが、その他京都、伊勢、神戸、徳島、宮崎など全国に有る。米粉、葛に小豆などと砂糖(黒砂糖もある)を混ぜて蒸した菓子だ。起源は博多、京都、小田原とも言われ随分昔から有る様だ。豆子郎は山口で戦後外郎を作って居た和菓子店が閉店したのを惜しんだ人が研究開発し売り出したものだそうだ。その店があざみ野駅近くに出店している。県外直売店はここだけだそうで、20年近く続いている。上品で他の外郎とは違いすあまの様でない。