昔キュウリ

トシちゃんが八百屋で南部(青森)の昔キュウリと言う太短いキュウリを買ってきた。冷やして種をとって味噌をつけて食べると美味しいと言う。どう言うものかとネットで検索して見た。青森で昔キュウリとか地キュウリとか言われる。藩政時代に八戸糠塚地区にもたらされたシベリア系(太く短い)キュウリだと言う。昔は水筒がわりに持ち歩き渇きを癒したと言う。同系統の加賀野菜、加賀太キュウリが加熱用であるのにに反し昔キュウリは生食用である。皮が苦いので皮を剥き、輪切りにしたり、四つ割りにして切り、味噌、味噌マヨネーズ、味噌だれなどをつけて食べる。水分が多く歯応えもよく美味しいと言う。味噌マヨネーズで食べたが水分が多くパリパリして美味しかった。糠漬けも良いと言うが、さて本当に美味しいか食べて見ないと判らない。

味噌ピー

時々市販の味噌ピーを食べるが味噌が飴状で味噌ピーを食べて居るより飴を舐めて居る様で何とも味気ない。亡くなった義母が作る味噌ピーが美味しかったとトシちゃんは言う。地物国立野菜の殻付き落花生を手に入れ、殻を割り白い生ピーナッツを取り出し、干して色が変わって茶色となったピーナッツを使って味噌ピーを作ってくれた。味噌は先日作って冷蔵庫に保存していた万能味噌だれに砂糖、蜂蜜を加えたものを使った。味噌は市販の様に飴状とは成らず味は塩からかった。水飴を入れてはと言うと、としちゃんは蜂蜜を入れたので問題無い、砂糖の量が足りなかったのだと言っている。少し塩辛いがバリバリ食べている。

鮭の照り焼き

照り焼きとは醤油を主体とした甘みタレを食材に塗りながら焼く日本独特の調理法で食材としては鰤、鶏肉が有名である。その他カジキマグロ、銀鱈、鮭などの魚が材料となる。鰻の蒲焼きも照り焼きの一種といえる。変わった食材ではこんにゃく、イカなどがある。アメリカでも照り焼きは人気があり、良く食べられて居る。teriyakiと言って、ローストした肉に照り焼きソースをかけた物であり、料理方法を指す日本の照り焼きとは違う。最近スーパーの魚が少なくなり、鱈、鮭などの切身を食べる事が多くなった。と言う事で今日の魚料理は鮭の照り焼きであった。大根卸しを添えて付け合せは乳酸キャベツとズッキーニのソティーであった。食卓に煮魚などの昔ながらの魚料理が少なくなったのは淋しい!

茹で豚の万能味噌だれ和え

冷蔵庫に保管して有った万能味噌だれを使って、茹で豚の万能味噌だれ和えを作ってくれた。万能味噌だれはNHKの今日の料理で野崎陽光により紹介された物で、味噌200g、砂糖50g、酒,味醂各大さじ1を中火で2分練り、アルコールが飛び、滑らかになったら出来上がり冷蔵庫で1ヶ月保存できる。ねぎ味噌、シソ味噌などのバリエーションもある。脂の少ない豚バラ肉を生姜、ネギを使って茹でた茹で豚を一口大に切って万能味噌だれで和えた。チョット塩辛かったが茹で豚が味噌だれに良く合って美味しかった。この料理は和洋中どの分野に入るのだろうか?味噌を使ったので和食か!付け合せの乳酸キャベツは発酵が浅く余り美味しくなかった。

ほたる茄子漬

仙台長茄子漬などの茄子の浅漬は色々ある。トシちゃんがほたる茄子漬と言う珍しい茄子の浅漬を買って来てくれた。ほたる茄子漬は仙台長茄子漬の原料の紫紺仙台長茄子の10センチ程度の小茄子を食べ易く、美しさを出すため、ヘタを切って浅漬にした物で、その形がほたるに似ている事からほたる茄子漬と商品名が付けられたと言う。味は仙台長茄子漬その物であるがヘタが無く食べ易く蛍に似た形が愛らしい。紫紺仙台長茄子は皮が薄く日持ちがせず、収穫時にすぐ漬け込むと言う。栽培時期も夏季の7〜9月一杯のため、ほたる茄子漬も仙台長茄子漬と同じく9月一杯との事。ヘタが無く一口で食べられ美味しいが、浅漬に特有のソルビットの甘みが今一つ気に入らない。やはり茄子は糠漬けが一番!

揚げゴボウの甘酢漬

土曜日の朝7時半テレビで所さんお届け物ですよと言う番組が放映される。全国の色々の特産物を紹介する番組でなかなか面白い。以前は日曜の午後5時ごろからの放映だた様な気がする。土曜日の朝に変わってしまい、ついつい見忘れるが、トシちゃんは必ず見て居る様だ。先日も揚げゴボウの甘酢漬を紹介していた。絶品美味いと所さんが言う。トシちゃんも美味しそうとゴボウの細切りを素揚げして甘酢あんを絡ませた。ゴボウの良い香りがし、歯応えも悪く無い。まあまあの出来だ。しかし絶品とは言えず。本物を食べて見ないと作れないと言う事で、ネットで早速注文した。(佃煮屋の無限おやつ)と銘打ってクール便で80g箱入りで送られて来た。甘酢っくい歯応えは悪く無いが余りゴボウの香りはせず、絶品とは言い難い。送料込みとは言えそれにしても高価だ!人は好きづきと言うトシちゃんの作った方が美味しい様な気がする。この佃煮屋の無限おやつ(揚げゴボウの甘酢漬)を参考にトシちゃんは再度挑戦するのではないか。楽しみである。

鶏のピカタ

ピカタはイタリア料理に由来したもので、日本では肉に塩胡椒し、小麦粉を塗し、粉チーズを混ぜた卵液を絡ませてソテーしたもので、ポークピカタが一般的だ。肉はポークの他、鶏肉、ハムなども使われる。トシちゃんが作ってくれたピカタはチキンピカタで鶏胸肉を使っている。かけたソースは半ドライトマトソースで、半ドライトマトはトシちゃんがミニトマトでつくったものです。付け合せは、乳酸キャベツ、きゅうり、レタスのサラダだ。テレビの料理番組を参考としたトシちゃんのレシピだ。テレビを見て美味しそうだと材料を工夫して直ぐやるトシちゃんなのです。半ドライトマトソースも味が良く、大変美味しかったです。また一つトシちゃんのレシピが増えました!