スルガエレガント

オレンジグレープフルーツなどの柑橘類の輸出自由化で国内の蜜柑農家は壊滅すると言われていたが品種改良、育成改善で生き残り、国産レモン、国産オレンジ、色々の蜜柑が作られ、輸入オレンジ、グレープフルーツに伍して国内で健闘している。またテレビオレンジ、テーブルオレンジとしてカナダ、高級蜜柑として東南アジアに輸出するなど柑橘農家は健在である。我が家は大分からの甘夏、八朔、宮崎からの日向夏を食べる。その他季節に合わせて色々の柑橘類を食べている。今日は静岡のスルガエレガントと云う柑橘類を買ってた。戦後すぐ作り出された甘夏と文旦を掛け合わせた物で駿河甘夏と言う名前で売られていたがスルガエレガントと名前を変えて売り出した。文旦より小さく見た目は夏柑と同じだ。昔重曹を着け酸味を殺して夏柑を食べて、甘夏の酸味が弱く美味しいのに感心したが、スルガエレガントはさらに弱く甘みも強い。なかなか美味しいが甘夏の苦味は受け継いでいる。さほど高く無く手頃な柑橘類だ。