アメンドロ屋の芋ケンピ

娘が珍しい芋ケンピを買って来てくれた。立川のエキュートに期間限定で出店したアメンドロ屋と言う店の特産品だと言う。芋ケンピとは薩摩芋を短冊に切り油で揚げ蜜を絡めたものだ。大学芋の細かく細長い物と思えば良い。アメンドロ屋の芋ケンピは更に細くきんぴらゴボウぐらいの細さで芋蜜が絡めてある。アメンドロ屋のアメンドロとは鹿児島で芋蜜の事だそうだ!芋蜜はサツマイモを加熱し澱粉を時間をかけて糖化し絞り出した蜜汁から作られたシロップだという。良く判らぬが煮詰めて行くと芋飴になるのかなどと頭を傾げた。パリパリして芋蜜を使っているため柔らかい甘さであり芋ケンピよりしつこくなくひなびた味がする。サツマイモと芋蜜を使って居るのにあまりサツマイモらしく無い。大変美味しいが私としてはサツマイモらしい大学芋の方が好みである。小さな頃あれほど嫌いだったサツマイモが好きになっている。家畜の餌だったオキナワと言うサツマイモを食べさせられていたのだから美味しい現在のサツマイモが好きになるのは当たり前だろう!