おやき

おやきは長野県の郷土料理で、もともとコメの採れれない山間地で小麦粉、雑穀粉 の皮で、切り干しなど野菜の餡を包んだものを焼き固め、囲炉裏の熱い灰で蒸し焼きにした代用食だったものがあずきあんなどが出て、一般住民の軽食、観光客の土産となり長野県を代表する郷土料理となり、おやきを作る製菓店が増え、長野を代表する食べ物となっている。娘が立川の駅中に店を出した長野のいろは堂と云う、おやき屋の小豆餡のおやきを買って来て呉れた。大変上品になっているがおやきだ、おやきと言うと終戦後食糧難の時代、小麦粉の皮でカボチャやサツマイモを包んで蒸した代用食を思い出し、悲しくなる。腹の足しになるだけで実に不味く、麦飯でも良いご飯が食べたかったのを思い出す。と云う物のいろは堂のおやきは美味しい。美味しいだけに昔を思い出し悲しくなる。戦争などするもので無い!

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