鯖の煮付け

魚の料理法は新しい順に、生、酢締め、塩焼き、ムニエル、フライと云うが鯖は生き腐れと言うほど足の速い魚であり、塩焼きやムニエルにしても余程新しくないと生や酢締めでは食べない。生臭さが有るので、味噌煮にしたり、生姜で臭みを消し甘辛く煮る。最近の鯖は近海ものでなくノルウエイ産の解凍鯖が多いので煮魚特に味噌煮で食卓に上がる事が多い。今日は甘辛く煮た鯖の煮付けが夕食に出て来た。生姜でなくゴボウと炊き合わせだった。生姜は無くてもゴボウで鯖の臭みは消えており、ゴボウに鯖の旨味が染み込み、鯖もゴボウも大変美味しかった。良く鯛や鰤のアラとゴボウを炊き合わせるがその鯖版という事だ。三重県産の鯖という事だが脂が乗ってとても美味しかった。三重県といえば尾鷲かなどと知ったか振りをした。

f:id:Fnishi:20180215110433j:image