かき揚げの素

かき揚げとはかき混ぜて揚げる事からその名が出た。芝海老、小柱、シラスなどの魚介類、玉ねぎ、人参、ごぼう、ネギなどの野菜を細かく切ったものを混ぜ合わせて揚げた物だ。天ぷらと同じ様に天つゆ、塩で食べたり、丼の種にしたり、蕎麦、うどんに乗せたりして食べる。桜えびとそら豆のかき揚げに春を感じたり、小柱と玉ねぎのかき揚げに下町の情緒を偲んだりと、かき揚げを楽しめる。トシちゃんは食品館さえきでかき揚げの素を買って来た。干し小エビ、干しあみ、と人参、ごぼう、ネギ、玉ねぎの乾燥野菜が入っており、天ぷら粉を加えてかき混ぜ、揚げるだけでかき揚げが出来ると云うもの。野菜たっぷり、混ぜて揚げて、ほら出来上がり、水戻し不要と書いて有る。トシちゃんはこれにアサツキを加えて揚げた。干し野菜が甘く、海老の味がしてまあまあのかき揚げとなっている。混ぜて揚げてほらと実に簡単に出来る。忙しい共稼ぎの主婦の手抜き料理にはもってこいだ!しかし小柱や桜えびとそら豆のかき揚げにはとても敵わない!

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