マコモダケ

曲りだけを買って来たと、鶏肉、人参、と煮込んでくれた。曲りだけは春の山菜で、北海道、東日本の山地に生える根曲がり竹の筍で、熊の好物で毎年筍とりで熊の事故を起こしている。根曲がり竹の筍は親指程の太さの細長い筍だが見たところどうも違う。煮たものの歯応えは、曲りだけのパリパリとは違いシャリシャリしている。色々調べたところ、どうも曲りだけで無く、マコモダケの様だ。マコモダケは東アジア東南アジアの水辺に生息する大型のイネ科の植物で、種子はワイルドライス、肥大化した新芽はマコモダケとして食用になり、黒変した物は顔料となる有用植物だとの事。このマコモダケは焼き物、天ぷら、炒め物、煮しめとして食べる様だが余り見かけず珍しい野菜で、スーパーで書き間違えたか、見違えたか。私も初めて見た。なまのヤングコーンと言い、マコモダケと言い、国立でも珍しい物に出会え、楽しみである!!

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